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■がんばった成果を数字に置き換えて自分の仕事の評価を見てみよう■

営業職は利益を最前線で持ってくる仕事です。
もし営業職の方が売上げを持ってこないのであれば、彼らの存在は意味がないものとなってしまいます。
それはプログラマーがプログラミングできないのと同じです。経理が間違った数値報告をしているのと同じです。
『私はこれほどがんばっている』と思われる人はまず、どれだけの利益を会社に持ってきているのかを数値に出してみましょう。
その数値に出すことが最もはっきりしている職業は営業です。
営業はすべて利益という数字に反映されるからです。どれだけの売上げを持って来たのか、
そして原価と経費がどれだけかかったのか、売上げから原価と経費を引いたものが皆さんのやり遂げた仕事となります。
それが大きいほどがんばったと評価されるのです。
間違っても労働時間でも、資料の量でも訪問件数でもないのです。
事務の方は自分が作った資料、一日で成し遂げることができたものがどれだけ会社に役立つものだったのかで仕事量が決まります。

例えば1ヶ月掛かって作った資料があるとします。
それを作るのに残業して必死に作ったとします。作った本人はがんばったと思うかもしれません。
しかし、それをアウトソースして、そのノウハウを持っている会社に任せたら1週間で
出来上がりました。
価格はなんと10万円でした。なんてことがあればアウトソースした方が安く上がり、評価はマイナスになるのです。
もっと簡単に言えば、その人だから1ヶ月も時間が掛かるのであり、もっとPCに強く、知識豊富な人がやれば1週間で終わる仕事であるなら1ヶ月かける人の評価はありません。
つまりがんばった仕事量は時間や労力に比例する訳ではないという事です。
私はこんなにがんばっていると思う人は一度自分がやり遂げた仕事量を
数値化してみてください。それがあなたの価値となります。

これだけがんばったという表現からこれだけ利益貢献したという思考回路に変化させて行きましょう。

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